PC編集による販促物の編集制作の目的は、売上確保と営業力の強化です。従来のマスメディア広告であれば広告掲載のための基本原稿は、営業担当やデザイナーが目を通し理解する過程で客観的な視点が加わっていましたが、自社メディアの運用は外部の客観的視点が入らなくなります。

そのため、マーケティングのセオリーを理解し、常に情報の流れや構成、そして意図を客観的に評価（俯瞰）する視点は不可欠です。

そのため、マーケティングセオリーとともに情報に関して論理的に理解した人材の存在が重要になってきます。「主語が自分」ではなく、大局的に情報を見て修正を加える「お客様が主語」の視点をいつも頭に置いておく必要があります。

purposeとbalanceが今の経営の基本スタイルです。ブランディングを軸に商品やサービスを通してお客様と価値をシェアする。一方で、組織内はパート社員を含めた全員参加のプロジェクトによってバラバラな個性を１つにまとめるバランス感覚を重要視した経営です。

その具体的行動のために、マーケティングセオリーとITサービスの運用力を持つ有能なリーダーの存在が不可欠となっています。

一般的にパソコン編集で使われる情報編集力ですが、おおむね３つのカテゴリーとして使い分けることもできます。

1. 編集力→自己の思考段階で想像力を働かせる一般的な思考力

2. 情報編集力→メディアに対応したコンテンツの設計制作をする編集力

3. ビジネス編集力→社内外の情報をコントロールし組織力に変えるコーディネート力