ファシリテーション 研修 山口 会議の進め方
会議の司会進行に慣れていない人が困る点を体系化して解説します。以下のポイントを押さえると、スムーズに進行できるようになります。
1. 事前準備
目的と議題の明確化: 会議の目的や議題を明確にし、参加者に共有します。これにより、会議が脱線するのを防ぎます。
資料の準備: 必要な資料を事前に用意し、参加者に配布します。電子データの場合は、事前に配布しておくと良いでしょう。
時間配分の設定: 各議題にかける時間を設定し、進行表を作成します。これにより、時間内に効率的に議論を進められます。
2. 会議の進行
はじめの挨拶: 会議の開始時に挨拶を行い、自己紹介と会議の目的を説明します。
例: 「皆さまおはようございます。本日はお忙しい中、ご参加いただきありがとうございます。今回の会議の進行を務めさせていただきます□□部△△課の〇〇と申します。」
議題の進行: 議題ごとに進行し、関連資料や担当者の説明を行います。
例: 「それではさっそく(議題1)に入りたいと思います。お手元の資料1をご覧ください。」
意見聴取: 参加者の意見を聴取し、議論を促します。
例: 「ここで皆さまのご意見を伺いたいと思います。何かご意見やご質問がある方は、挙手をお願いいたします。」
3. 時間管理
タイムキーパー: 各議題の時間を管理し、時間内に議論を終えるようにします。
例: 「本日の会議は2時間を予定しております。各議題に30分ずつ時間を割り当てますので、ご協力お願いいたします。」
4. ルール説明
発言ルール: 発言の際のルールを説明し、円滑な進行をサポートします。
例: 「発言する際には挙手してからお願いいたします。Web参加の方は挙手ボタンを使用してください。」
5. 会議のまとめ
決議事項の確認: 会議の終わりに、決議事項や今後の動きを確認します。
例: 「会議終了時刻が近づいてまいりましたので、本会議での決議事項をまとめさせていただきます。」
6. おわりの挨拶
感謝の意を伝える: 会議の終了時に感謝の意を伝え、締めくくります。
例: 「本日はお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。これにて会議を終了いたします。